スポーツの体験を生かす

日本では、新卒の学生が就職するにあたって、スポーツのクラブ活動経験が考慮されたりします。最近は変わってきているようですが、「何ができるか」が問われる欧米企業とは違って、日本企業では、「人間性」が重視される傾向があるといわれています。スポーツで成功体験を持っている人は、社会に出ても、いろんなことで頑張れると思います。

「あきらめずに頑張り抜いて、その結果成功した」という意識があるからです。「成功した」というのは、何も大会で優勝したとか上位に入ったというのではなくても、「自分なりの目標を達成した」というのでもよいと思います。「できなかったことができるようになった」というレベルでも、努力によって何かを克服したという経験は、社会に出て困難に遭遇した時に役立つと思います。もっとも、これらのことは、スポーツに限らずいえることかもしれません。しかし、スポーツには、人間の本質に関わる何かがあるように思います。体を動かすというのは、人間である前に動物として持っている本質的なものだからかもしれません。

何かのスポーツを得意とすることは、自信にもなります。「スポーツが苦手」という人でも、何か自分にあったスポーツはあるはずです。一流選手の中には、「他のスポーツは全くダメ」という人も、少なくありません。